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四季の森公園 (19) 名残り雪

2020年3月29日(日) 春分の日の7日後、関東の沖合を南岸低気圧が通過し、わが町にも今年の初雪を降らせた。この冬は、みぞれやあられが僅かに降ることはあったが、総じて暖冬だった。一面真っ白な雪景色になったのは、わが家の周辺では今年初めてである。すでに早咲きの桜とハナモモの花は終わった。今はソメイヨシノやヤマザクラが咲いて、その見頃の花が冠雪したのだ。めったに見れない景色なので、登山靴を履き、カメラを持って外に出た。不要不急の外出を自粛する要請が出ているが、こんな天候で外に出ている人は、ほとんどいなかった。人どうしの接近がないことは、願ってもない環境だ。まず、新治市民の森に行った。そのレポはこちら。昼過ぎ、雪が止んだ。午後2時少し前、四季の森公園に到着したときは、雪が解け始めていた。30分ほど経ったころ、気温が上がったせいだろうか、カメラのレンズが内側から曇ってしまった。レンズの外側は拭けるが、内側は無理。カメラを懐に入れて、内部まで温める。30分ほどぶらぶらと散歩するうち、ようやくレンズが晴れた。四季の森公園で冠雪の桜を撮ることはできなかったが、地表で名残り雪を冠った植物の姿をカメラに収めることができた。



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