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四季の森公園 (12)

2019年5月5日(祝) きょうは子供の日。子ども心に帰って、四季の森公園へ。はす池の空を横断する、横並びの鯉のぼりも楽しみだ。園内ですぐ目にしたのは、たくさんの(ヒトの)子どもたちと蛾の子どもたち。最も多いのはキアシドクガの幼虫で、これは毛虫型。他に、青虫型、イモ虫型も見られた。この公園では、おそらく農薬散布はしないのだろう。初夏の花の多くは、つぼみの状態。ナルコユリ、アマドコロ、ヤブレガサ、マユミ、ヒメウツギ、イボタノキ、など。他方、春の花であるロウバイ、カタクリ、キブシ、オニシバリ、などは、それぞれ特徴ある実を着けて面白い。ミツマタ、マンサク、ハナイカダ、なども、花後の変化が楽しみだ。キンランとササバギンランは、とても多い。ここでは、もはや希少価値はない、と言ってもいいほどだ。ホウチャクソウは各所に見られたが、ワニグチソウは見つけられなかった。虫で興味を引いたのは、ヨコヅナサシガメ。エイリアンのように緋色の個体は、羽化したばかりなのだそうだ。その虫の一家は、「春の草原」の木にいた。木陰では多くのヒト家族がピクニックを楽しんでいたが、その怪異な姿の虫に気付いた人は、少ないと思う。



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