2019年5月23日(木) ◆今年もキアシドクガが羽化する季節になった。そこで、ミズキの多い四季の森公園に様子を見に行った。◆「里山花壇」に行く。すると、いるわいるわ、キアシドクガが大乱舞している。遠目にはモンシロチョウに似ているが、飛び続けるばかりで止まらない。◆擬木の手すりには、キアシドクガの蛹がたくさんある。羽化前の蛹、羽化後の抜け殻、そして羽化直後の成虫。観察と撮影は、手すりで行うのがお奨めである。◆キアシドクガの顔もまた可愛い。大きな黒い目、飾り羽のような触角、もふもふの体。名前に反し、毒はないので手に乗せてみよう。まだ飛べないので、翅を振るわせながら歩き回る。白いペンキのような排泄物を手のひらに放出されたが、何も問題は起こらなかった。◆他に、イモ虫、青虫、尺取虫、毛虫たちが、我が世の春を謳歌中。アンケートに来た係員さんの話では、殺虫剤や除草剤は、極力使わないとのこと。無農薬運営に感謝。蚊は我慢しよう。