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新治市民の森 (42)

2020年4月29日(水) 令和初の「昭和の日」、かつて「みどりの日」と呼ばれたこともある、季節の贈り物のような祝日だ。全国的に穏やかに晴れて、空気も乾燥、さわやかな一日になるとの予報が出た。こうしてゴールデンウィーク本番を迎えたが、私が行けるところは新治市民の森のみ。昨日も行ったが、当然のようにきょうもまた行く。風景は大して変わらなくても、また異なる出遭いがあるだろう。たとえそうでなくても、里山を歩くことは楽しい。もし人出が多かったら、すぐに引き返そう。人出は少なかった。でも花は多い。だから目にする虫も多い。ハルジオン、タンポポ、オオアラセイトウなどがねらい目。蝶・蛾、蜂・虻、甲虫、とんぼなど、みんな人間そっちのけで春を謳っているように見える。観察と撮影には好都合。「犬も歩けば棒に当たる」と言うが、歩けば歩くほど何かとの出遭いがある。こんな市民の森が身近にあることは、奇跡に近いかも知れない。


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