元旦の 高尾山・小仏城山 山はいいなあ  >  高尾山稜  >  元旦の 高尾山・小仏城山

元旦の 高尾山・小仏城山 2017

元旦の 高尾山・小仏城山

元旦の曙光を浴びる富士山(もみじ台にて)

元旦の高尾山は、夥しい数の人々が訪れます。入山規制が行われると、登頂を待たされることもあります。

元旦の高尾山に登るには、稲荷山コースがお奨めです。人通りは極めて少なく、マイペースで歩けるでしょう。

地図 地理院地図: 高尾山 , 小仏城山

天気 高尾山の天気: 東京都八王子市 , 高尾山


コース & タイム 鉄道駅 高尾山口駅 5:43 --- 6:18 稲荷山展望台 6:20 ---(稲荷山コース)--- 6:50 もみじ台 7:00 --- 7:26 一丁平展望台 7:30 --- 7:44 小仏城山 7:14 --- 9:10 高尾山 9:28 ---(6号路)--- 10:47 清滝駅 10:47 ---(お土産物色)--- 10:55 高尾山口駅 鉄道駅
※歩行時間には道草と写真撮影の時間が含まれています。
高尾山・小仏城山 たかおさん 599m、こぼとけしろやま:標高 670m 単独 2017.1.1  全 5時間12分 満足度:❀❀❀ ホネオレ度:❢❢

平成29年元旦、高尾山と小仏城山に行ってきました。ねらいは、曙光を浴びて桜色に染まってゆく富士山。もみじ台でじっくりと見ることができました。

段落見出し稲荷山コースへ

今年の元旦は、高尾山に登って、モルゲンローテの富士山を見ようと思い、二つの工夫をしました。一つは、JR町田駅始発の初電に乗ること。このために、自宅から自転車で町田駅に行きました。もう一つは、JR片倉駅から京王片倉駅に速足で移動すること。八王子駅で乗り換えるよりも1本早い高尾山口行きに乗れます。ここで稼いだ15分が、後に大きく効きました。

高尾山口駅の改札を出ると、「午前3時から入山規制」と書いてありました。京王線が、大晦日の夜から終夜運転をしたので、さぞ大勢の人々が高尾山を訪れていることと思います。清滝駅のケーブルカー乗り場に行く道は、夏の未明の富士登山のように、人がいっぱいでノロノロ牛歩。やっと1号路の入口に着くと、案内員が「入山規制をしているので、山頂には行けません!」と叫んでいました。

山頂を迂回するために、まず稲荷山コースを登ります。登山道入り口でヘッデンを着け、まだ暗い階段道を登って行きました。登山道の人影はまばらで、駅前の賑わいがウソのよう。おかげでスイスイ登れ、ポカポカ体が温まったころ、稲荷山展望台に到着しました。東京消防庁の人が3名と、かなりの人数の登山者が、真っ赤になった東の地平を見つめています。稲荷山コースでは、この展望台より上に、ご来光がよく見える場所がないので、ここで初日の出を待つのでしょう。

段落見出しもみじ台で桜色の富士山

山頂直下で左折、5号路に入り、山頂を巻いて行きます。そろそろ時間かな? 足が勝手に速まります。もみじ台に到着すると、まだ青白い富士山がよく見えました。何人か、大きなカメラを三脚にセットして、決定的瞬間を待ち構えています。天気は上々、風もなく、春の朝みたいな空気。と、富士山が桜色に染まりました。美しい! 夢中で撮影ボタンを何度も押します。絵に描かれた紅富士のように真っ赤ではありませんが、とても優美な富士山。間に合いました。

残念ながら、もみじ台ではご来光の瞬間が見られません。それでも元旦の曙光を浴びようと、奥高尾方面に下って行くと、昇ったばかりの太陽が、木々の合間を貫いて私の顔を照らしてくれました。行く手の城山は、すでに朝日を受けて輝いています。次回は小仏城山で初日の出を見られるように計画しようと、早くも考えました。終夜運転の電車を利用すれば可能です。他に、御嶽駅から御岳山や日の出山、伊勢原駅から大山や聖峰などにも登れるでしょう。

一丁平園地では、関東平野の彼方に浮かぶ筑波山を望めました。続いて一丁平展望台に登ります。意外にも人はわずかしかいませんでした。ここでは、富士山や丹沢山塊を、もみじ台で見たのとは少し異なる視角で望めます。もう富士山は桜色ではなくなっていました。そして、最終目的地、小仏城山に到着。天狗像の付近より、北の筑波山から南の相模湾までを広大に望めます。東京スカイツリーを含む都会のビル群が、蜃気楼のように台地から浮いて見えました。

段落見出しシモバシラを探して

城山の茶屋で温かいおでんを一皿求め、絵のような富士山を眺めながら食べました。まだ早朝で、客の数は少なかったのですが、これからも何日か晴天が続きそうなので、多くの人がやって来ることでしょう。どうでもいいことですが、高尾山と城山は、山頂まで林道があり、通行を許可された車で食材を運び上げることができます。おでんを平らげると、日影沢林道を少し下り、関東平野を望める伐採地をトラバースする道を通って、復路に就きました。

一丁平展望台の巻き道では、わずかながらシモバシラが見られました。すでに融け始めていたので、もうじき消えてしまうと思います。それでも、もみじ台の北側の巻き道でならシモバシラが見られるかも知れないと期待し、行って見ましたが、何も見つかりませんでした。私の他にもシモバシラを探している人たちがいましたが、「ないねえ」の声ばかり。他方、土を持ち上げる霜柱は、至る所にたくさんできていました。午後には登山道の一部がぬかるむかも知れません。

高尾山頂に着くと、入山規制が終わったらしく、普通に空いていました。大見晴台では、すっきり晴れやかな富士山を撮影する人、富士山を背景に自撮りをする人々などが、いい表情をしています。多言語が飛び交っている状況はいつも通り。私は山頂の縁石に腰を下ろし、愛用のポットから熱い紅茶をカップに注ぎました。三浦半島とか房総半島という言葉を小耳に挟んだので、南方を見やると、三浦半島越しに、浮かぶような房総半島が見えました。

段落見出し下山

下山は、私の好きな6号路と決めていました。3号路、5号路、6号路の分岐点から、やや長めの階段を下って行きます。飛び石あたりから道が狭くなるため、交互通行で、たびたび立ち止まるようになりました。また、思いのほか道に水が出ていて、滑らないように気を使います。いつもより時間はかかりましたが、無事に清滝駅、そして高尾山口駅に戻って来ました。片手に土産店で買った、「高尾せんべい」の小袋をぶら下げています。

帰り道でも、京王片倉駅とJR片倉駅との間を歩いてみました。電車を下りて、京王線ガード下を通り抜け、浅川の支流に架かる橋に向かいます。あたりは春のようにうららかな空気。川面にも春の光が照っていて、きょうだけは文字通り「新春」だなあ、と思いました。

木の葉ライン

↓ 紙芝居



©2017 Oda Family  All Rights Reserved.