東京都の高尾山は、動植物の「宝庫」です。多くの人々が生きものたちとの出遭いを求めて、足繁く出かけます。高尾山で初めて発見された種も少なくありません。大変残念なことに、「宝石泥棒」の仕事場にもなっています。
地理院地図: 高尾山
高尾山の天気: 八王子市 , 高尾山
5月22日、高尾山域に花と蝶を探して来ました。スーパースターと出遭うことはできませんでしたが、古い住人たち(花や虫)の多くと旧交を温めることができました。なお、盗掘の恐れがあるので、エビネの写真の撮影情報は削除してあります。
八王子駅の下りホームで高尾行き電車を待つ間に、電気機関車がやって来ました。しかも、一時的ながら重連です。貨車や客車を牽引する力持ちの機関車。首都圏に住んでいると、その勇姿を見る機会は少なくなりました。八王子駅の4番ホームは、機関車を比較的目にし易い場所の一つです。
今回撮影した花と虫は、エビネを除き、登山道や林道で目にしたものばかりです。大平林道と高尾林道は、今回初めて歩きました。誰とも出合いませんでしたが、これから夏にかけて、たくさんの花が咲き、蝶や蜂が飛んで来そうに思います。ホシザキイナモリソウは、ある人が撮影しているのを見て、足を止めました。セッコクは、20倍ズーム、1/10秒、手持ち撮影で、無理に撮影したものですが、どの程度咲いているかは分かると思います。
高尾山の植物や動物は、とてもよく研究されています。人に撮影ポイントを教えてもらうのもいいのですが、自分で見つけることにも格別な楽しみがあります。歩けば歩くほど、どこでどんなものが見られるか、経験が蓄積されてゆきますし、図鑑などで目を慣らしておくと、遠方の小さな花や虫でも認識する確立が上がります。行けば何かとの出遭いが必ずある高尾山。これが東京にあります。
()内は、この日私が歩いた範囲で受けた印象です。
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