山はいいなあ  >  丹沢・道志  >  渋沢丘陵と頭高山

渋沢丘陵と頭高山

渋沢丘陵のパノラマ

渋沢丘陵から望んだ丹沢山塊

渋沢丘陵は、表丹沢の雄大なパノラマを望めるトレッキングコース。東の弘法山から西の第六天まで一望できて壮観。

左の写真にはその一部、岳ノ台から雨山までが収まっている。中央、雪の着いた峰が塔ノ岳。

地図 地理院地図: 渋沢丘陵

天気 渋沢丘陵の天気: 神奈川県秦野市


コース & タイム 鉄道駅 秦野駅南口 11:00 --- 11:05 今泉湧水池 11:06 --- 11:18 白笹稲荷神社 11:18 --- 11:28 展望の優れた丘 11:45 --- 11:55 震生湖 12:00 --- 12:17 浅間台 12:27 --- 12:50 西丹沢のビューポイント(ベンチなし) 12:56 --- 12:57 平沢 12:57 --- 13:06 栃窪 13:06 --- 13:29 丹沢のビューポイント(ベンチと梅林のある三叉路)13:56 --- 14:01 かりがねの松 14:02 --- 14:04 頭高山入口 14:04 --- 14:22 頭高山 14:35 --- 14:52 若竹の泉 14:55 --- 15:17渋沢駅南口 鉄道駅
※歩行時間には道草と写真撮影の時間が含まれています。
渋沢丘陵と頭高山 しぶさわきゅうりょう:標高 221m, ずっこうやま:標高 303m  単独  2011.3.4 全4時間17分
 満足度:❀❀❀  ホネオレ度:

3月4日、渋沢丘陵と頭高山に行ってきました。以前に行ったときは丹沢が雲に隠れて見えませんでしたが、今回は透明な空気に恵まれて、表丹沢の雄大なパノラマを堪能することができました。

段落見出し秦野駅から渋沢丘陵へ

明るい秦野駅南口を11時ちょうどに出発。今泉湧水池、白笹稲荷(しらささいなり)をスタスタと通過して、丘陵に取り付きます。低い丘なので難なく上れます。駅から30分も歩かぬうちに、展望の極めて優れた丘陵に達します。

山は少し離れた位置からの方が良く見えるものです。渋沢丘陵は、表丹沢の山並みをたっぷりと眺められる、絶好のトレッキングコースと言えるでしょう。向かって右より、弘法山、権現山、高取山、浅間山、大山、岳ノ台、二ノ塔、三ノ塔、烏尾山、行者ヶ岳、新大日、木ノ又大日、塔ノ岳、大丸、小丸、鍋割山…と、一つずつ目で「縦走」して行きます。

鍋割山の左にはやや遠く同角ノ頭が見えますが、檜洞丸は鍋割山に隠されて見えません。さらに左は雨山、檜岳(ひのきだっか)、伊勢沢ノ頭、シダンゴ山…と、きれいに勢ぞろいしています。いくら見ていても飽きません。きょうは来てよかったなあ…。

富士山は、ほぼ真西に見えます。その左手に金時山、神山、駒ヶ岳、など箱根の山々。秦野市に住んでいる人がうらやましいほどです。

段落見出し震生湖を経て浅間台へ

十分に展望を楽しんでから、震生湖(しんせいこ)に下ります。さびしそうな湖に挨拶だけして、すぐに尾根に戻ります。なだらかな丘の尾根道を上って行くと、左手が大きく開けて、畑地越しに相模湾が見えます。その先、軽く下って牛舎を左に見て、また軽く上って行きます。渋沢丘陵の最高地点である浅間台(せんげんだい)で小休止し、お茶にしました。

再び尾根道を歩き、下り坂にさしかかると北側が開け、すばらしい丹沢のビューポイントです。ここからは西丹沢が手に取るようにはっきり見えます。同角ノ頭の右手に、これまで隠れていた檜洞丸も見えています。

段落見出し栃窪分岐からは要注意

坂を下って、小原分岐よりしばらく車道を歩きます。見ごろになった白梅の下を気持ちよく歩いて行くと、栃窪分岐です。ここで右折して渋沢駅に向かうこともできますが、私は「頭高山近道」の標識に従って直進します。

まもなく、この近くにある犬の繁殖・飼育場から賑やかに犬たちの吠え声が響いてきます。すぐに栃窪神社への道を左に分けると、U字溝のような薄暗い道を登って行きます。この区間はあまり気持ちが良くありません。女性が単独で歩く場合は、少しだけ遠回りですが栃窪分岐で右折するのがいいでしょう。

段落見出し雄大な丹沢を眺める

薄気味の悪い道を登り切って車道に出ると、右に渋沢方面への道を分けます。そのまま道なりにしばらく進むと南側が大きく開けてきます。先ほどの暗い坂道とは別世界のように、ゆっくり大きなカーブを描きながら歩く、この明るくのどかな里山は、私のお気に入りの道です。この季節、黄色い菜の花畑が春のうららかさを増し加えています。

この道はベンチと梅林のある三叉路に至ります。ここからもひと際雄大な丹沢を眺められます。この先、これほどの好展望地はありません。ベンチに腰を下ろして、昼食を取りながら、梅の花をあしらった大山や塔ノ岳を鑑賞します。

段落見出し頭高山から渋沢駅へ

頭高山からは、木の枝越しに南西方向が望めます。鍋割山から下って来た四十八瀬川(しじゅうはっせがわ)が川音川(かわおとがわ)となり、さらに下って酒匂川(さかわがわ)に向かって流れて行きます。逆光で川面が輝き、特に根拠もないのに誇らしい気持ちになったりします。

下山は、祈りの丘の北側を巻く道を取り、渋沢駅に向かいます。若竹の泉の冷たくおいしい水を、備え付けのコップで三杯も飲んでしまいました。夏の日だったら、五杯くらい飲めるかもしれません。もちろん、消毒はしてないので、飲むのは自己責任です。

午後3時17分、無事に渋沢駅南口に到着。ウォーキングでは足ばかりが疲れるようです。次はあの山々に登って、足をねぎらってやらねばなりません。

木の葉ライン

↓ 紙芝居

サムネイル 00 サムネイル 01 サムネイル 02
サムネイル 03 サムネイル 04 サムネイル 05 サムネイル 06 サムネイル 07 サムネイル 08 サムネイル 09 サムネイル 10 サムネイル 11 サムネイル 12 サムネイル 13 サムネイル 14 サムネイル 15 サムネイル 16 サムネイル 17 サムネイル 18 サムネイル 19 サムネイル 20 サムネイル 21 サムネイル 22 サムネイル 23 サムネイル 24 サムネイル 25 サムネイル 26 サムネイル 27 サムネイル 28 サムネイル 29 サムネイル 30 サムネイル 31 サムネイル 32 サムネイル 33 サムネイル 34 サムネイル 35 サムネイル 36 サムネイル 37 サムネイル 38 サムネイル 39 サムネイル 40 サムネイル 41 サムネイル 42 サムネイル 43 サムネイル 44
サムネイル 45 サムネイル 46 サムネイル 47


©2011 Oda Family  All Rights Reserved.