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三保市民の森 (57)

2023年5月9日(火) 鳥が歌い、風が薫る五月。三保市民の森の「谷道」は、五感で楽しめる自然観察路だ。500m余りにわたって設置された擬木柵は、虫の展示場と言ってもいい。蛾やハバチの幼虫が豊富なのは、子育てをするさまざまな鳥たちのため。遠路はるばる日本に渡ってくる鳥たちもいて、ここでイモムシ、ケムシを捕り、雛たちにふんだんに与える。その捕獲を免れた幼虫が、蛹となり、成虫となって、次のシーズンのために子孫を残す。幼虫の同定では、従来通り「芋活」のおせわになった。カミキリムシに関しては、数多くの愛好者たちがWEBに上げてくれた情報がある。蝶は楽勝。悩みはハチだ。



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