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大山北尾根

大山北尾根より、丹沢山と丹沢三峰を望む

大山北尾根から望む丹沢山

右に丹沢三峰を従えています。

バス停 神奈中バス: 秦野駅 → ヤビツ峠(終点)登山口
バス停 神奈中バス: 秦野駅 ← ヤビツ峠 登山口

地図 地理院地図: 西沢ノ頭

天気 大山の天気: 神奈川県伊勢原市 , ヤビツ峠

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コース & タイム 鉄道駅 秦野駅 バス停 8:21 == 8:58 ヤビツ峠 9:00 --- 9:23 門戸口 9:26 --- 10:03 地獄沢橋 10:04 --- 11:13 16号鉄塔 11:34 --- 12:03 ミズヒの頭 12:03 --- 12:23 西沢ノ頭 12:30 --- 13:20 大山 14:10 --- 14:16 二十五丁目 14:16 --- 14:37 春嶽山分岐 14:40 --- 14:41 春嶽山 15:10 --- 15:36 ヤビツ峠 バス停 15:51 == 15:35 秦野駅 鉄道駅
※歩行時間には道草と写真撮影の時間が含まれています。
大山北尾根 おおやま:標高 1252m  単独  2010年11月4日 6時間36分  満足度:❀❀❀ ホネオレ度:

文化の日の翌日、大山北尾根を歩いてきました。期待通りの好天で、新雪を冠った富士山を背景に、紅葉の始まった丹沢山塊東部の山々を一望する素晴らしいコースでした。

段落見出しヤビツ峠から門戸口へ

平日でしたが、ヤビツ峠行き直行の臨時バスが出て、左窓際の席を得ることができました。澄んだ朝の空気にくっきりそびえる丹沢の峰々が心を躍らせます。ヤビツ峠到着は、8時58分。3分先に発車した定期バスと同時の到着です。峠は山ガールたちの参入で明るいムード。簡単なストレッチをしてすぐに出発します。駐車場から門戸口に向かったのは私一人だけでした。

門戸口の手前で、ヤマドリの群れに遭遇。5羽まで数えましたが、もっとたくさんいたかもしれません。

門戸口では、道路工事をしていました。「この道は通行禁止です」と書かれていますが、同じ札をヤビツ峠側にも立てておかないと、いけませんね。

段落見出し地獄沢橋から16号送電鉄塔を目指す

10時3分、クールな名前を持つ地獄沢橋に到着。大山頂上まで 時間と書かれていますが、数字が消してあります。これより、スラリとした針葉樹の立ち並ぶ尾根道をひたすら登ります。時折、メジロの群れが、チィーッ、チィーッ、と鳴きながら尾根を越えて行きます。

中腹まで登ると、広葉樹の一部が真っ赤に紅葉していました。逆光で見上げると、青い空に映えていっそう美しい色合いになります。ああ、来てよかった、と心が満たされます。でも私しかいないとは、もったいない。とても静かな秋の山です。

段落見出し丹沢主脈を望む

11時13分、16号送電鉄塔に到着。丹沢山から三ノ塔、二ノ塔まで雄大な展望が待っていました。三ノ塔休憩小屋、烏尾山荘、尊仏山荘などの山小屋もくっきりと見えます。赤や黄に色づき始めたヨモギ尾根には、9月に訪れたヨモギ平を擁する970m峰。なつかしく山々を見ていて、つい長居をしてしまいました。

ミズヒの頭に近づくと富士山も姿を見せ、やや薄めのコントラストで控えめに、丹沢の背景役を務めています。ここでは丹沢三峰からニノ塔までの峰々、天王寺尾根、長尾尾根、ヨモギ尾根などをずらり見渡すことができます。

ミズヒの頭も西沢ノ頭も、頂上自体は木々に囲まれて展望はよくありません。でも、途中の尾根道のところどころが開けていて、東丹沢のパノラマをじっくり楽しめました。北尾根上を大山に向かって進むごとに視角も移動して行くので、幾たびもシャッターを切りたくなってしまいます。

段落見出し大山山頂へ

落ち葉をサクサクと踏みしめながら歩く北尾根は、起伏も緩やかで、心も体も癒やされる思いがします。アプローチが少しばかり不便ですが、その分、静かな山歩きを楽しめるのでしょう。

大山山頂、電波中継所の手前にはシカ柵があり、ゲートの変わりに、柵越しの脚立(きゃたつ)が立ててありました。これを乗り越えて、14時10分、山頂に到着。初めて人の話し声が耳に入ってきます。

3年ぶりに訪れた大山山頂は、公園のようにきれいに整備されていました。立派なトイレができていたので、使ってみます。水洗式で、おお、ちゃんと水が流れます。山が便利になるのは悪くはありません。でもロープウェイを建設する布石でなければよいのですが…考え過ぎかな。何といっても、大山は神奈川県随一の霊峰なのです。

段落見出し下山

下山路では、春嶽山に立ち寄ってみました。名前は聞くものの、今まで訪れたことはなく、気になっていたからです。入口に、「行き止まり・危険箇所があるため関係者以外立入禁止」と書かれた札が立っています。少し後ろめたい思いで進むと、わずか1分ほどのところに気持ちよさそうな空間が開けていました。誰も来ない、のどかな山上の小庭です。ここでゆっくりとバスの時間調整をすることにしました。

15時36分、今朝来たヤビツ峠に帰還。平日午後のバスは、15時51分の1本しかありません。発車間際に飛び込んだ客を含め、14人が乗車しました。満足げな顔がいくつも見られます。バスは定時ぴったりに発車。しばらく車窓から山の景色を楽しみましたが、バスが市街地に入る頃には、すっかり心地よい眠りに落ちていました。

木の葉ライン

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