いろいろな病気を治してくれる、ありがたい仏様だそうです。彼岸花の咲く季節は、極楽のように美しいかもしれないと思って行きましたが、少し早すぎました。
薬師参りと大山詣でを組み合わせれば、「健康・信仰・観光」がかないそうです。
神奈中バス: 伊勢原駅 → 日向薬師(終点) 神奈中バス: 秦野駅 ← 蓑毛
地理院地図: 日向薬師
日向薬師の天気: 伊勢原市 , 日向薬師
レポ: イタツミ尾根から大山 , 大山
9月15日、雨上がりの曇天でしたが、大山の西の麓にある日向薬師を経て、日向山と大山を巡ってきました。小田急線伊勢原駅からバスで日向薬師終点まで乗ります。私たちは、丹沢・大山フリーパスBを利用しました。
日向薬師は、その名から分るように、さまざまな病気を治してくれるとのことで信仰されています。参道の大きな杉木立は、心が真っ直ぐに正されるような気がしました。左右の真っ赤な仁王像の間を通って、石段を昇り切ると本堂です。その向かって左側から寺の裏に回るように、日向山への登山道があります。ヒガンバナのスッキリした赤が景色のアクセントになっています。
前日の雨で予想されましたが、山ビルが総出で迎えてくれました。尺取虫のような這い方で、あちこちから速やかに人の血を求めて接近してきます。ここは立ち止まることなく、足早に登って行きました。
日向山頂は展望も利かず、これといった物もないようです。靴と靴下に付いた山ビルを落として、全力疾走で山を下りました。
日向薬師バス停からヒガンバナの見学路がありました。田んぼに入らぬよう、ロープが張ってあります。秋の彼岸はまだ1週間先のことで、この日咲いていたヒガンバナはわずかでした。
花見を終えて、車道をしばらく歩き、大山の登山道に入りました。九十九曲りでは、娘と「しりとり」をえんえんと続け、見晴台まで登りました。あいにくの霧で見晴らしは利きませんでしたが、登山者が大勢いて、さすがは大山です。見晴台のテーブルで同席のハイカーたちとおしゃべりしながら、おにぎりをいただきました。
食後、山頂には向かわず、阿夫利神社下社と蓑毛越を経由し、蓑毛に下りました。蓑毛からはバスで小田急線秦野駅へ。さらに鶴巻温泉で電車を下りて、弘法の里湯に浸かり、ゆっくりと心身をほぐしました。
Alt + < = 戻る。 Alt + > = 進む。 Internet Explorer では、最後に Enter を押してください。 了解