サラサドウダンは、ツツジの仲間です。赤くにぎやかに咲くレンゲツツジよりも、ずっと大きな木になります。
天気の良い日に山頂に立てば、至近距離に居並ぶ勇壮な八ヶ岳に圧倒されるでしょう。
中央自動車道: 長坂IC → 観音平
地理院地図: 編笠山
編笠山の天気: 長野県諏訪郡富士見町
6月13日、杉並の山仲間と共に、八ヶ岳の南端に位置する、編笠山に登りました。早朝5時10分に杉並を出発、7時半、観音平に到着。小鳥とセミたちが歓迎の大合唱。レンゲツツジが、ここではまだ咲き初めで色も鮮やか、いっぺんに目が覚めます。中高年登山者よりも若者たちが圧倒的に多いのは土曜日だからでしょうか。
登山路は緑の苔に覆われた大きな岩が配置され、ロックガーデンの趣。もちろん登山路を外れた場所にも土の中に大岩が埋まっているのですが、登山路の部分だけ土が流されて岩が露出しています。
雲海(うんかい)展望台、編笠山頂とも濃いガスのため、雄大なはずの富士山や南アルプスへの眺望は、残念ながら利きませんでした。眼前に聳えている八ヶ岳の威容も、わずか権現岳(ごんげんだけ)まで。それでも、編笠山頂の残雪、コイワカガミ、シラカバ、ハイマツなど、高山ならではのお宝は十分に満喫しました。
帰路は青年小屋に下り、巻き道を通って、押手川分岐に戻りました。山行の最後は恒例のお楽しみ、温泉で締めくくりです。今回はその名も嬉しい「延命の湯」で腰と足の筋肉を念入りにほぐしました。
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