2021年6月2日(水) ◆関東地方はすでに梅雨入りしたと思ったのだが、「梅雨入り宣言」はまだ出ていない。きょうのような曇天は、梅雨入りが近いという兆しか。雨天になると、虫探しは難しくなる。時々差す薄日に望みをかけ、ゼフィルスの探索を試みた。◆オオミドリシジミのポイントでは、高いところで追いかけっこをする蝶たちが見られた。しかし、撮影可能な圏内まで下りてくる気配が全くない。きょうは林床の草や灌木まで日光が届く見込みがないと判断し、現場を去った。◆その後、ミドリシジミのメスの開翅を見ようとして、そのポイントに移動した。オスたちは高枝の葉に時々とまるのだが、遠すぎる。メスたちは、どこにいるのか分からない。◆新治では今年、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミをまだ見ていない。ミドリシジミ亜科のムラサキシジミとムラサキツバメとも、久しくご無沙汰している。みんな、どこにいるのだろう?◆ある場所の栗の花に、小型のカミキリムシたちが来ていた。しかし、すべての栗の木がカミキリムシを寄せていたわけではない。木によって開花時期に微妙なズレがあるのだろう。