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新治市民の森 (33)

2020年2月2日(日) 冬らしい晴天日が戻って来た。先回(1月25日)時間切れで入れなかった奥津邸に、真っ先に向かう。お目当ては納屋に住むことになった、わら馬の「はるちゃん」だ。本物の馬ほどに大きく、ガラスの目を持っているのか、キラキラと表情が生きている。わらなのであまり長寿は期待できないだろうが、当分は来訪者の心を和ませてくれそうだ。長屋門ではひな人形のフルセットを展示中。その左右に賑わいを添える吊るし雛。桃の節句が近づけば、ぼんぼりに明かりが点されるのかな? 雛壇の手前最前列には、期待どおり、ぬいぐるみのネズミたちがいた。どんぐりが次々と発芽している。長い直根を折ることなく発芽苗を掘り出すことは、まずできない。やがて刈り取られてしまうまでの短い命だ。それまで期間限定で、幼い生命の成長を観察できる。タンポポに似た花が咲いている。ジシバリ、オニタビラコ、ノゲシ、オニノゲシ、など。こうした黄色の花を見つけると、冬は春を宿しているな、と思うことがある。



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