荒船山

4月18日、山仲間とともに荒船山に登りました。山頂に聳える断崖絶壁の台地が大きな船に似ていることで知られています。最高点の経塚山（きょうづかやま、1423m）を目指します。

内山峠から荒船山へ

上信国境の内山峠に着いたときはガスの濃い曇天でしたが、次第に晴れて、気持ちよく歩けました。新緑はまだまだでしたが、スミレがあちこちに可愛らしい花を咲かせて待っていました。

艫岩（ともいわ）展望台に到着した時は、ガスで断崖の下は見えませんでしたが、思い思いに崖っぷちで家族ごと記念撮影をしました。この付近からトイレのある休憩所にかけて、登山者が捨てていったゴミがたくさん積もっているのが残念でした。また行く機会があったら、ゴミ袋と清掃用具を持って行きたいです。

経塚山頂の台地は絶壁とは打って変った穏やかさ。春の陽を浴びて踊りだしたくなるような、天上の楽園。八ヶ岳や浅間山の眺望をおかずにしてお弁当をいただきました。

下山

帰りは登った道をそのままピストンで下りました。艫岩ではすっかりガスが晴れていて、崖下を恐々覗くことができました。自分よりも他の人が崖っぷちに立っているのを見るほうが怖かったです。浅間山の手前に、日本で最も古い西洋式放牧場だという神津牧場が、その下に九十九折の国道254号が走っています。

内山峠からそのR254を下り、荒船の湯に浸かって、極楽極楽で帰宅しました。