2021年8月31日（火） ◆8月もきょうが最終日。過去の8月における四季の森への訪問記録を見ると、たった1件しかなかったので、きょう滑り込みで行くことにした。まだ秋の空気感は全くなく、相変わらず熱中症への警戒が必要だ。◆早朝の散策で、新鮮なオオミズアオを見つけた。フェンスの向こう側に止まり、腹側をこちらに向けていたので、体と翅全体の裏側をまじまじと観察できた。ちょっと珍しい経験なので、アケビコノハと共にこのレポに含めておく。◆四季の森公園のトイレの内外に、9種11頭の蛾がいた。その内、アカイラガはNG写真だったのでボツ。全体では、鱗翅目（蝶と蛾）が幼虫も含めて25種に上り、自身の関心と好みとを反映した。◆四季の森に限らないが、今はツクツクボウシの声が、他のセミを上回る勢いだ。人によっては、少年時代、夏休みの宿題に追われた8月最後の日々を想い起こさせる声だという。◆今月下旬に咲き始めた、早咲きヒガンバナ（シナヒガンバナ、コヒガンバナ）の花は、ほぼ終わった。これから約3週間、普通のヒガンバナが咲く頃には、爽やかな秋の空気になるだろう。花も虫も、今よりずっと賑やかになる。
