2020年8月16日（日） ◆これまで、8月には新横浜公園に行ったことがなかった。そこで8月の中日（なかび）であるきょう、新横浜公園の様子を見に行くことにした。諸般の事情で、現地到着が猛暑の真っ最中になるので、飲料を多めに持ち、さながら遠征気分で出発。◆まず初めにバタフライガーデンに行った。ところが蝶や蜂の姿は、まさかのゼロ。直射日光の振り注ぐバタフライガーデンは、蝶も蜂も敬遠すると見える。では、一体どこにいるのだろう？◆次いで、水辺のトンボを探索する。すぐにウチワヤンマが見つかったが、撮影は難しい。水上の被写体が、ガマの茂みの僅かな隙間を通して見えるだけなのだ。当然ながら思い切り草被り、枝被りである。風が吹いてその隙間が、たまたまいい具合に広がる瞬間を狙う。これを何度もトライし、撮れたうちで最もマシな画像を採用した。◆2頭目も何とか証拠写真レベルの画像が撮れた。これを帰宅後に拡大してみると、タイワンウチワヤンマだった。神奈川県にとっては国内外来種で、ウチワヤンマとの競合が危惧されるという。◆貧果だった新横浜公園を後に、小机城址市民の森へ行った。緑陰の森に入ると、ささやかながらも冷涼感がうれしい。さっそく、クロアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハを目にする。タマムシの産卵シーンは本日の目玉。できればチョウトンボに出遭いたかった。
