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新治市民の森 (115)

2022年6月8日(水) 本格的な梅雨空になった。折り畳み傘をリュックに入れ、雨の間隙を狙って探索に出かける。市民の森に入ったが、人の姿をほとんど見ない。それでも池ぶち広場に近づくと、子供たちのにぎやかな声が聞こえてきた。小学生グループが教師に引率されてやって来たのだ。曇天でも栗の花は強い香りを漂わせていた。残念ながら、ゼフィルスやカミキリムシは見られない。実生と言われている1本の栗の木にのみ、トンボエダシャクとスジグロシロチョウが集中していた。ヒメジョオンの咲く場所に着いたら、日が差してきた。すると蝶、ハムシ、小型の蛾などがよく見つかった。そしてすぐにまた曇ってしまった。単なるジンクスだが、ゼフィランサスを見たご利益(?)として、ミズイロオナガシジミが見つかった。暗い森の地表近く、草の陰にひっそりと佇んでいた。


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