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新治市民の森 (91)

2021年5月23日(日) 貴重な梅雨の晴れ間。きょうは、早朝と午後の2回、新治市民の森に行った。面積が広く、何と出遭えるかは行ってみてのお楽しみ、という森だ。早朝の部で、カブトムシを見つけた。今年は梅雨入りも早く、蝶や蛾の羽化も、例年より10日ほど早めだという。すでにヒメジョオンの花も咲き始めた。午後の部で、クロスジギンヤンマの♂たちの飛行を眺めていたら、1頭の♂が♀を捕まえるのを目撃した。ガシャガシャガシャと、大きな羽音を立てて♂と♀がもみあっているように見えたが、あっという間に♂が腹端で♀の頭を捕えていた。そして交尾態のまま天高く飛んで行ってしまった。同じく午後の部で、蝶の「老兵」たちとよく出遭った。コミスジ、ヒメウラナミジャノメ、ルリタテハ、ダイミョウセセリ、など。中でもルリタテハは、名前の由来である青色がすっかりフェードアウト済み。しかし、いずれの「老兵」も、飛ぶ姿は力強かった。


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