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新治市民の森 (65)

2020年6月20日(土) 天気予報が好い方に外れ、うれしい梅雨の晴れ間になった。市民の森に行くと、ヒメジョオン、竹・笹類の成長が著しい。谷戸田では田植えが始まり、多くのボランティアらしい人々が田に来ていた。空が青い。結果的にだが、きょうは青い色の美しい昆虫各種と出遭った。今まであまり注意を払わなかったが、ベニシジミの中に、青い四つ星の美しい個体がいる。エビガラスズメもよく見ると、胸背に小さな青い点々がある。ヒメルリミズアブとヤマトルリジガバチは、青い金属光沢が美しい。ムラサキシジミの翅の表は、紫というよりは青に近い青紫である。ムラサキツバメなら、♂は紫、♀は青紫だ。きょうのイチ押しは、大物蛾のエビガラスズメ。目立つ腹部を保護色の翅でしっかり隠していた。寒い時なら、手に乗ってくれただろう。


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