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新治市民の森 (49)

2020年5月8日(金) ゴールデンウィーク中は好天が続いたこともあり、立て続けに新治市民の森へ馳せ参じた。きょうも絶好のアウトドア日和。明日から仕事なので、当然のように市民の森へ向かった。花や虫を探しながら里山を歩く速さは、おそらく分速10〜20m程度だろう。登山の代替プログラムには、とうていなり得ない。テレビで紹介された室内運動をするにも限界がある。この1か月で2kg強も体重が増えた。他方、筋力は落ちた気がする。しかし、精神衛生に限って言えば、里山歩きは素晴らしい。歩けば歩くほど、新しい出遭いがある。特に未知の種との出遭いによるわくわく感は、少年時代へと時を駆ける思いがする。そしてその同定作業は、脳に著しい負荷をかけることができるのだ。きょうは種名を知らない多くの虫と出遭った。帰宅して撮影画像を拡大し、科名と属名を推定しながら、Web情報を検索する。検索技術は、実践で鍛えられる。首尾よく同定が完了したときの達成感は、それがより困難であったほど大きい。できなければ、宿題が増える。里山歩きを終えて、畑地の一角に咲く花や民家の庭の花を愛でるときの気分は、山を下りて人里の風景にリラックスするときの気分に似ている。きょうは美しく咲きそろった紫色のアヤメが嬉しかったが、撮影画像は真っ青な花に変わっていて、がっかりした。代わりに奥津邸の庭で撮った画像を採用する。


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