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新治市民の森 (43)

2020年4月30日(木) 黄金週間の真っただ中。黄金の日和が続く。例年ならば、どこかの山に登って、黄金の時間を過ごす。今年は、ちょっとぼやきたいのを我慢して、新治市民の森で宝探しをする。オオアラセイトウの花畑で、ひらひらと飛ぶ2本の白い糸。きょうこそは正体を突き止めようと、追いかける。なかなか止まってくれなかったが、執拗に追い続け、ようやく草にとまったところを何とか撮影した。帰宅後にネット検索し、クロハネシロヒゲナガという蛾であることを知った。ずっと目をつけていたベニシダのソーラスが、真っ赤になった。自信はなかったが、これでベニシダであることを確認できた。よかった、よかった。可愛い姿の毛虫が、糸を吐いて木から降りてきた。カメラを向けずには、いられない。これも帰宅後の検索で、ニトベエダシャクの幼虫であることが分かった。成虫を高尾山で何度も見ていただけに、幼虫と出遭えたことはうれしい。普段だったら見過ごしたであろう、ヒラタハナムグリやムシクソハムシを撮影した。宝探しは楽しい。あっという間に4時間が過ぎたが、これも虫の宝庫のおかげだ。


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