2020年4月19日（日） ◆前日の4月18日、関東地方は暴風雨に見舞われた。こんな時、野生の生きものたちはどこで、どうしているのだろうと思う。◆一夜明け、きょうは絶好の快晴となった。3日前にも行った新治市民の森に、いそいそと向かう。◆3日経った市民の森には、様々な変化が見られた。キンランが咲いた。ツボスミレが咲いた。フデリンドウがめっきり増えた。コチャバネセセリがピュー、ピューと飛ぶ。オサムシが忙しい。そして何より、タケノコの発生が著しい。◆穏やかな晴天の日曜日とあって、少ないながらも、散策する人々と出会う。すれ違う時は、「こんにちは」の代わりに、無言の会釈を交わす。◆池ぶち広場では、数組の家族が子連れでピクニックを楽しんでいた。もちろん、互いに十分な距離を置いて。それにしても、遠慮を知らない幼児たちの声は、遠くまでよく響く。◆藤棚は五分咲き。真っ青な空と、目の覚めるような藤色の花、萌黄色の若葉。クマバチの羽音がよく聞こえた。
