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新治市民の森 (36)

2020年4月8日(水) 清明の4日後、日差しのまぶしい昼下がり、いそいそと新治市民の森へ。3密をすべて避けて、里山を歩けるだけで幸せがこみ上げる。きょうカメラはいらないと思った。 市民の森に着くと、今年一番の光があふれていた。ウグイスがよく通る声で鳴いている。ガビチョウなんかじゃない。すみれに新しい顔ぶれが混じる。ヒトリシズカは今年初見。 尾根道の最南部、三保町を見下ろす緑地に行く。思った通り、ひらひらと舞い落ちるソメイヨシノの花びら。一風吹けば、豪快な花吹雪。三保町に下りて、尾根道への入口を確認。住宅地のシダレザクラが美しい。霊園のつつじ文字に、赤みが強くなった。 キュウリグサ、ヒメオドリコソウ、ツバメシジミなど、何も珍しくはないが、見ればうれしい。可愛らしいのでカメラを向けてしまう。シュンランもまだ粘り強く咲いていた。 最後に奥津邸の庭のキバナカタクリを見に行く。花の部分だけを接写すると、ユリそのものだ。花茎に複数の花が着くところが、カタクリと違う。 アセビとドウダンツツジは、どちらもツツジ科だということに気が付いた。花も似ている。



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