箱根の夏は花盛りですが、暑いので稜線を歩くハイカーたちは少なくなります。くれぐれも水分補給はしっかりと。
小田急バス: 東名高速道路 → 金時登山口(箱根桃源台行き) 箱根登山バス: 宮ノ下駅 ← 宮城野温泉 箱根登山鉄道: 小田原駅 ← 宮ノ下駅
地理院地図: 明神ヶ岳
明神ヶ岳の天気: 箱根町
8月8日、パパと清香は箱根の明神ヶ岳を歩いてきました。真夏の低山歩きは、厳しい暑さが予想されましたが、豊富な山野草が見られる季節です。
東名江田からエアコンの効いた小田急の高速バスに乗り、箱根金時登山口で下車しました。さっそく別荘や研修所の立ち並ぶ小路を矢倉沢峠に向かいます。道端には各種のアジサイが涼しげな色で咲いています。
矢倉沢峠の金時山への分岐点から、背の高い笹薮を抜け、見通しの良い尾根歩きが始まります。この日はよく晴れ、木陰のほとんどない稜線は焦熱地獄のよう。背後から競り上がって来る金時山をはじめ、景色は素晴らしいのですが、熱中症で倒れそう。早く行きたい清香と、美しい花を一つ一つ撮影したいパパとの歩調が合わず、二人のペースが多少ギクシャクしてくるのも、気の狂いそうな暑さのせい。チョウやヤンマやセミたちは平気なんですね。
稜線は、ヤマユリ、カワラナデシコ、クルマユリ、ウツボグサなど、黙って通り過ぎることが出来ないほど、可憐な花々が咲いています。でもこの暑さ、お花畑の訪問者は私たちだけのようです。
背中のリュックの下が汗でぐしょぐしょになったTシャツ。早く下りて、温泉に入りたい。展望の極めてよい山頂で、大涌谷を眺めながらおにぎりをいただき、お茶をがぶ飲み。足早に暑い山を後にしました。
楽しみにしていた宮城野の「勘太郎の湯」は金曜で定休、仕方なく温泉組合の湯に行きました。料金は安いのですが、湯が熱すぎて、清香は湯ぶねに入れませんでした。帰路は箱根登山バス、スイッチバックの登山電車、小田急線、田園都市線と乗り継ぎました。帰宅前に駅前の電気店に立ち寄り、脚と足をたっぷりマッサージしました。ちなみに、この日のコースを決めたのは清香です。
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