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三保市民の森 (37)

2021年10月3日(日) 秋分の日から10日目だが、まだ日中の残暑が厳しい。10月の最高気温として、観測史上最高値を更新した地もあるという。だが早朝の散策だけは、清々しい空気を存分に楽しめる。今朝も美しい星を見ながら探索を始めた。灯火の下でも暗い場所では、しっかり見ないと小さな虫は見落とすことがある。被写体が見づらくても、カメラのオートフォーカスが働いてくれるのはありがたい。夜露なのか、微小な水の粒で濡れた虫の体は、忍者のようにフラッシュ光を反射する。そのために同定が難しいもの、全く見当もつかないものなどがあり、これらは不採用にした。今回も谷道での収穫は乏しかった。前夜の雨で湿っていたせいか、擬木柵にカタツムリばかりがたくさん見られた。草むらから小さな蛾類が飛び立つが、葉の裏側に止まるので、暗がりでの撮影はまず無理。明るくなってから、キノコや野草の花にカメラを向けた。



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