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四季の森公園 (52)

2021年9月19日(日) 台風14号が強い雨と風とを伴って襲来したが、関東南岸で温帯低気圧となって東の海上へと離れていった。嵐の時、虫たちはどうしていたのだろう? 早朝、まだ強い風の吹く中、灯火ポイントへ向かった。風はまもなく穏やかになった。ポイントに着くと、カメムシの他、3頭の蛾を発見。その1頭は、お腹の大きいヤママユ♀で、駐車場のアスファルトの上で、びしょ濡れになっていた。昨晩飛んできたとすれば、かなり長い間雨に打たれたと思う。雨が上がると、素晴らしい青空が出たので、四季の森公園へ。ヒガンバナは花が古くなったものだけが倒れ、新しい花はしっかり立っていた。オニヤンマとギンヤンマは普段よりも多そう。トイレ5か所を点検。結果は、6種、0、3種、13種、0。特筆すべきは、4番目のトイレ:これまで虫を見たことがなかったが、きょうは13種14頭もいた。今朝見たヤママユは、まもなく生命が尽きると思う。産卵できないかもしれない。他方、ベンチの脚に止まっていたエビガラスズメは濡れていなかった。その流線型の翅は、撥水や保温の上で、ヤママユの大きな翅より有利だと思う。その上、ヤママユガ科の成虫は飲食をしない。



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