2021年2月3日(水) ◆きょうの23時59分は、二十四節気の立春。今年に限って言えば、本当にきょうから春のような日々が始まりそうだ。四季の森で、小さな春を探してみよう。◆ヤマアカガエルののどかな鳴き声を聞きたかったが、聞き逃したようだ。上の池には卵塊が見られる。産卵して、春眠に入ってしまったか?◆5日前には僅かしか咲いていなかったオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ミドリハコベなどの花がかなり増えた。ツクシも容易に見つかる。ところで、セツブンソウは四季の森に定着したのだろうか?◆フユシャクでは、ウスバフユシャク、ウスモンフユシャクと交替するように、クロテンフユシャクが現れた。ヒロバフユエダシャクが見られた一方で、初冬の蛾であるチャバネフユエダシャク♀が見られたのは意外だった。◆成虫越冬する蝶が明るい日差しに誘われて出てくるかも知れないと思ったが、蝶は全く見られなかった。虫たちはそうそう軽率なことはしない。雨水は15日後、啓蟄は30日後だが、そんなに待たずに出てきそうな気もする。