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四季の森公園 (6)

2018年10月25日(木) 家にいるには天気が好過ぎる。何とか午後に時間を作って、4ヶ月ぶりに四季の森公園へ。今回は、まず「春の草原」から。野菊がたくさん咲いているので虫の来訪が期待できる。すると、まだ羽化後まもないと思われるテングチョウがたくさん見られた。これから成虫のまま冬越しをするのだろう。訪花ではないが、キチョウとルリタテハも新鮮な成虫がいた。次に、交尾中のツマグロヒョウモンを見つけた。♀が♂をぶら下げて飛ぶのだが、重くてよく飛べない。そのうち佳境に入ったらしく、どんなに近づいても逃げなくなった。シャクチリソバの群落が、公園の内外にあったが、白い花が咲いているのを見て、初めてその存在に気が付いた。ミゾソバやアキノウナギツカミと同時期に咲くようだ。「さくらの谷」で、十月桜と四季桜が咲いていた。台風がもたらした塩害による狂い咲きではない。いずれもあまり華やかな品種ではないが、ソメイヨシノよりも花を長期間楽しめる。北口のビジターセンターで、四季折々に撮影された動植物の美しい写真をモニターテレビで見せている。これは巧妙な「魅せもの」だ。晩秋の紅葉、冬の雪景色など、また何度でも見に来たくなってしまう。



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