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高尾山で蛾 (24)(付録:ウスタビガの結婚)

2020年11月26日(木) 先週の木曜に続き、2週連続で高尾山にウスタビガを訪ねた。発生の最盛期と見込んでのことである。結果は生体がゼロ。1頭の遺骸を見つけただけだった。中・小型の蛾では、おなじみの蛾に加え、今季初見の蛾10種と出遭え、楽しい探索となった。それでもウスタビガの生体と出遭えなかったことは寂しい。そこで、今回は特別付録を設けた。先月近所の林で見つけたウスタビガの繭を、部屋のマスコットとして壁に吊るしていた。繭の色合いから、昨年の繭だと思っていたのだが、11月16日、その繭からウスタビガ♀の成虫が出たのである。気付いた時はすでに羽化が終わっていたのだが、できれば羽化の一部始終も見たかった。撮影後、ベランダに出してやった。♂が来てくれるかもしれないからだ。そのまま何事もなく夜になり、♀は一晩をベランダで過ごした。そして、翌17日の午前10時頃、妻がベランダで交尾中の2頭に気がついた。交尾は夕方暗くなっても続いていたが、午後7時過ぎに見た時、♀がいなくなっていた。推定8時間余りの交尾を終え、産卵に旅立ったのだろう。♂はその場に独り残っていた。疲れて休憩していたのだろうか。18日午前1時半に♂がまだいるのを見て、私の方は就寝。早朝見にいくと、♂もいなくなっていた。  高尾山口駅 6:15 --- 6:57 琵琶滝水行道場 7:03 --- 7:28 霞台 7:49 --- 8:10 薬王院山門 8:12 --- 8:29 霞台 8:29 --- 8:46 蛇滝水行道場 8:52 --- 9:25 高尾梅の郷まちの広場 9:35 --- 10:15 白山神社下 10:17 --- 10:36 高尾駅北口 全 4時間21分 単独 ❀❀❀



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