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新治市民の森 (97)

2021年6月21日(月) 梅雨時の曇り空は、晴天のように貴重だ。朝一で空模様と天気予報とを見て、素早く洗濯を済ませ、雨の降らぬうちにと外出する。そして花や虫を訪ねれば、心身の健康に好いのだ、と勝手に思う。虫情報を得て、ヒメジョオンの花に目を凝らす。珍しいカミキリムシ、スカシバ(蛾)、ハチ、ハエなどが見つかった。気を良くして観察範囲を広げると、さらに小型の虫たちが続々と見つかった。大きな羽音を立てて、何かが帽子の上に止まった。頭がモゾモゾする。10分ほど経っても居座っていたので、追い払ったらコオニヤンマだった。飛び立つときの羽音にも迫力があった。地面の小穴の近くに、ハラアカマルセイボウがいた。小穴の中からツチスガリが出てくるのを待っているのだろう。私もしばらく小穴を見守っていたが、根負けしてあきらめた。その小穴との関係は分からないが、近くのヒメジョオンにツチスガリがいた。


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