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新治市民の森 (92)

2021年5月29日(土) きょうの出はじめは曇天で、目にした虫の姿は少なかったが、日差しの回復とともに、様々な虫が見られるようになった。虫たちの活動は、天候の影響を大きく受ける。花や虫が多いと、足も軽くなる。この季節、白い蛾で最も目立つのが、マエキヒメシャク。掲載個体の他、あちこちで見られた。後翅に尖りがある。ヤマサナエ♀が、他の大型トンボを食べていた。トンボが肉食昆虫であることを、改めて思い知らされる。今、芋虫や毛虫が多くみられる。撮影画像を拡大すると、可愛らしいもの(主として芋虫)もあれば、グロテスクなもの(主に毛虫)もある。いずれも、成虫の姿はまた異なる。「みにくいアヒルの子」ならぬ、「みにくい毛虫」がやがて、似ても似つかぬ成虫になる。完全変態は神秘だ。


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