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新治市民の森 (85)

2021年3月15日(月) 昨日、東京で桜(ソメイヨシノ)の開花が発表された。昨年と並んで早い開花記録だそうだ。一方、十日市場駅から新治市民の森に通じる並木道では、ヨコハマヒザクラが5分咲きを越えて満開に近い。フユシャクの季節が終わりに近づき、昨年末より足が遠のいていた新治市民の森に行ってみた。すると、ハナモモ、すみれ、キブシ、シュンランほか、馴染みの花が色々と咲き、すっかり春の空気に包まれていた。花が咲くと、蝶や蜂の姿が目につくようになる。成虫で越冬したキタテハ、ウラギンシジミ、キンケハラナガツチバチなどのほか、この春に羽化した虫たちも多く見られた。大き目の撮影ギヤを抱えたアマチュアカメラマンたちが、新治にたくさん来ていたのには少々驚いた。みなさん、初蝶を撮影したいのだろう。幼虫や蛹で越冬した蝶は、羽化したばかりだから、とりわけ新鮮できれいだ。青色に輝きながら飛ぶ小さな蝶は、コツバメ。羽化直後なのだろうか、人への警戒心が薄い個体がいて、容易に近接撮影ができた。ただし、飛んでいるとき以外は美しい青色を見せてくれない。飛翔中の蝶を撮影するには、腕が不足なのだ。


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