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新治市民の森 (77)

2020年8月18日(火) きょう早朝の部は、現地滞在1時間のショートステイ。最近のヒット率の傾向から、観察地を梅田遊水地と旭谷戸に絞り、特に目を引いたものを撮影した。昨日ルリモンハナバチ2頭を見たキバナコスモスに、今朝も2頭が来ていた。トラマルハナバチは、カンナの花の奥深くに潜り込んで吸蜜。他に、ツチバチの一種とツマグロヒョウモン♀もいた。お盆も過ぎ、翅の傷んだ虫も多く見られるようになった。トンボ、セミ、蝶、等々。ただ翅がかなりボロになっても、飛ぶ力が衰えているようには見えない。力強く飛ぶ虫たちの力は、どのように生み出されるのだろう? 午後の部は、暑さのピークが過ぎた3時半から、カラスウリの花が咲くまで。クマゼミを除くセミ各種の♂と♀がいくらでも見つかるが、今の関心はヤンマ類と大型の蛾類。常見谷戸と鎌立の奥を中心に探索するが、結果はさっぱり。空しく時間が過ぎ、暗くなったので、カラスウリの場所に向かう。その途中、2頭のアブラゼミと思いがけない出遭いがあった。1頭は道路をノコノコ横断する幼虫。拾い上げて、木にとまらせた。2頭目は羽化進行中で体が白っぽく、翅の前縁がまだ緑色。カラスウリの花は、午後7時頃まで待つと、見頃になるようだ。先に咲いたのは雄花。雌花の開花までは待ちきれなくて、家に帰った。


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