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新治市民の森 (69)

2020年7月20日(月) 先回は、雨天の里山を歩くことのメリットを享受した。ただそんなときは、虫たちの活動もおしなべて低調である。そこできょうは、雨が上がり、高温多湿になった午後一番、折り畳み傘を日傘替わりにして市民の森に行った。最初の目的地に着くと、ルリボシカミキリとシリアゲコバチ、各2頭が来ていた。ルリボシカミキリは♂と♀だろうと思ったが、引かれ合うような様子は皆無。シリアゲコバチは産卵のために来ているので、当然♀ばかり。一見、ドロバチのように見えるが、木の穴には入らない。2番目の目的地は、樹液の出る大きな樹。だがその下に、カブトムシの残骸が4個転がっていた。♂のもの3個と♀のもの1個。カラスの餌食になったのだろう。カブトムシとクワガタムシは、できれば子どもたちに見つけさせ、捕らせてあげたい。何か有効なカラス対策はないだろうか?3番目の目的地には、カブトムシのワンペア、カナブン、スズメバチなどがいた。しかし、ここにも腹を食われたカブトムシの残骸が、道で踏みつぶされていた。先が思いやられる。きょうは熱中症を警戒し、早めに切り上げた。帰路、青々とした田んぼにショウジョウトンボを数頭見る。逆立ちした姿は、遠目にはナツアカネかと思った。


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