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新治市民の森 (66)

2020年7月8日(水) 梅雨前線がもたらす連日の豪雨。特に九州で甚大な被害が発生している。犠牲者のご冥福を祈る。雨の続くこの季節、虫たちはどう過ごしているだろうか? 強風と強雨が重なれば、小さな体は地面にたたき落されてしまうかも知れない。いやいや、素早くどこかに避難して、じっと嵐をやり過ごすに違いない。天候が小康状態になった早朝と午後、折り畳み傘を持って新治市民の森に行った。雨の降る道で吸水するモンキアゲハ:鉢合わせして、互いにびっくりする。交尾中の蛾やカメムシ:接近しても逃げようとしない。皆の元気そうな姿がうれしい。ルリボシカミキリとタマムシは、よく目立つ場所にいた。雨の下、人が誰もいなくてラッキー。モンキアゲハも人への警戒レベルを下げ、ヒメヒオウギズイセンで吸蜜していた。旭谷戸を横断する道で、青い芝草の上にエビガラスズメを見つけた。一見ゴミのようにも見えるので、踏みつぶされないよう、手に乗せ、安全な場所に移してやる。暖かい手のひらが気に入ったのか、なかなか下りてくれなかった。


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