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新治市民の森 (63)

2020年6月8日(月) 登山の自粛を始めてから2か月が経った。やはり足腰の筋力が弱くなったことを感じる。ほぼ平地ばかりの里山を歩いていても、筋力はほとんど鍛えられない。かと言って、階段の昇降は面白くないので続かない。新治市民の森に飽きずに行くのは、そこに花があり、虫がいるからだ。筋トレにはならなくても、ストレス発散、暑熱順化、ビタミンD生成などにはもってこいの環境。ありがたい。イボタガの幼虫は、観察してきたすべての木で、一斉に姿を消した。ヒメジャノメの蛹の大部分が寄生されている。ルリタテハの終齢幼虫で寄生を受けた個体は、生きてはいるものの、随分と体が縮んでしまった。自然界には、昆虫や魚などの発生数を調整する仕組みがあるのだ。このような虫たちの生命の営みを継続して観察して行けば、幼虫たちがますます可愛く思え、成虫たちがいっそう愛おしくなるのだろう。


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