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新治市民の森 (59)

2020年5月30日(土) 池でオオシオカラトンボ♀が、自分の抜け殻にまり、垂直にぶら下がっていた。この時、午前6時。あと30分か1時間早く来ていたら、羽化の進行を見られたかもしれない。ナシアシブトハバチの幼虫が、昨日と同じ場所にいた。ただし、カタツムリのように丸まっている。その8時間半後、やはり同じ場所で丸まっていた。よく探すと、すぐ近くのドクダミの葉の裏でも1頭が丸まっていた。どちらも触ってみたが、全く反応がない。蛹化の時が来たのだろうか?イボタノキでは、訪花するウラゴマダラシジミが見られた。翅にスレが見られる。愛好家たちは、スレのない完品を尊ぶが、スレやビークマークは活発に生きた証である。人通りの多い道で、アカシジミと出遭う僥倖に恵まれた。羽化直後のように、全くスレのない完品。地面に近い位置で、ひっそりと佇んでいた。


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