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三保市民の森 (18)〜四季の森

2021年4月6日(火) フユシャクの季節が終わり、三保市民の森は端境期の趣になっている。そのため、引き続き梅田〜里山ガーデン〜四季の森公園へと足を運ぶことが多くなった。きょうは東洋英和口から入り、何も収穫のないまま梅田口から出ようとしていた。ところが最後の竹林で、ようやく1頭のチビトビスジエダシャクを見つけた。この蛾は生涯初見。三保市民の森バス停付近、小さな畑のコンクリート壁で、ナナホシテントウの一斉羽化が進んでいた。羽化直後は全身黄色で、キイロテントウを二回りくらい大きくしたような感じ。その後、黄色地に七つの黒点が薄く浮かんでくる。最終的に、あの鮮やかな朱色と黒の外翅が完成するのだが、これらの各段階の姿を一度に全部見ることができた。念珠坂橋の近くで、ジロボウエンゴサクを確認した。同定の決め手は苞葉。里山ガーデン東口で、「須磨浦普賢象」という黄花の八重桜が満開。初めて見た。すぐ近くで、普通の普賢象も満開。四季の森公園で、コミミズクの成虫を見つけた。これまでに幼虫はいくつも見つけたが、成虫は初めて。手すりの上にいたので、容易に見つけられた。



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