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三保市民の森 (7)

2020年9月8日(火) スーパー台風の襲来かとも予測された台風10号。各地に猛威の爪痕を残して遠ざかり、温帯低気圧になった。そしてきょうは台風一過後の晴天かと思いきや、大気の状態は不安定だとのこと。しかも相変わらずの真夏日だ。強い風雨の直後で、どんな花や虫と出遭えるのか、ボウズも覚悟のうえで、新横浜公園と三保市民の森を訪ねた。前者では常連の普通種である蝶、セミ、カメムシ、スズメバチなどは見られたが、トンボ類と甲虫類については見事にボウズ。暑いので早々に撤退を決めた。三保市民の森に移動。三保平でも事情は大して変わらないように見えた。そこで比較的に虫や花を見つけやすい谷道に下り、10種以上の動物を撮影するまでは粘ることにした。ブヨと蚊に苛まれつつ、「谷道」と「プロムナード」を彷徨する。そうしているうちに、ヨツスジトラカミキリ、オニヤンマ、ナガサキアゲハなどと出遭い、何とか目標をクリアした。きょうは、一つ感動的な体験があった。谷道でパトロールをしていたオニヤンマが、ふいに飛行コースを変え、私に向かって飛んできた。そして私の目の前の草にスッととまったのだ。私からオニヤンマまでは約70cm。腕を伸ばせば届く距離だ。似たようなことを蝶では時々経験したが、トンボでは初めてのこと。ウソのような話だが、本当である。 ガイドマップ



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