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三保市民の森 (5)

2020年8月12日(水) きょうの予報では、午前中は快晴で危険レベルの猛暑、午後は天候の急変に注意とのこと。ならば早朝に行くしかない。歩行ルートは、三保市民の森の尾根コース。梅田口から霧が丘口まで、樹液の出る木と草むらとを探索する。去る8月4日に、たくさんのカブトムシとクワガタムシを見た同ルートに、きょう彼の虫たちは全く見られなかった。その代わりという訳でもないが、歩けばヒグラシがビュンビュン飛び立つ。♂も♀も、容易に追跡し、撮影することができる。何しろ個体数がとても多いのだ。霧が丘にはクマゼミが多いが、姿が見えない。市民の森を出て、東洋英和女学院正門前からへぼそに通じる道で、ようやく樹冠で鳴くクマゼミを目で捉えることができた。少年時代から馴れ親しんだセミだが、撮影したのは初めてなのでうれしい。温暖化が今のまま進むと、将来は現在のミンミンゼミのように身近なセミになるかもしれない。最も願わしかったヤママユ科の蛾(シンジュサン、ヤママユ、オオミズアオ)とは全く出遭えなかった。しかし終了間際に、アオシャク亜科のオオアヤシャクを見つけた。たちまち足が軽くなったことは、言うまでもない。 ガイドマップ



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