苔むした岩に、多様な植物が混生しています。「ブナのみち」として、いくつかのコースが整備されています。「生物多様性」の授業をしたら楽しそうです。
中央自動車道: 勝沼IC → 国道411号(青梅街道) → 柳沢峠
地理院地図: 黒川鶏冠山
黒川鶏冠山の天気: 大菩薩峠 , 甲州市
5月16日、山の友たちと黒川鶏冠山に登りました。雨の降りそうな空模様でしたが、気にすることなく出かけ、静かな山歩きを楽しんできました。
午前7時少し前に柳沢峠に到着。駐車場には、レンゲツツジの群生地方面に向かう人々がたくさん来ていました。青梅街道をはさんで、ツツジの群生地とは反対側、黒川山域を目指す「ブナのみち」を私たちは登ります。
昨秋の落ち葉をさくさくと踏みしめながら、笹道を進みます。天候のせいか、小鳥たちもおとなしく、人通りの少ない「ブナのみち」は静寂そのもの。春の花は爛漫とは言えないものの、スミレ類が登山道のマスコットのように可愛く咲いています。林の中で、ムシカリの真っ白な花がひときわ目を引きます。
黒川山の三角点は樹木に囲まれていました。近くに「見晴台」がありましたが、ガスがかかって遠望は利きません。その先、鶏冠山頂付近に至って、ようやくアズマシャクナゲのツボミを見ることができました。9時23分、鶏冠山の狭い頂に到着。相変わらずの雲とガスとで、近くの大菩薩嶺さえもよく見えません。でも山を愛する友たちは、このような状況で満足そうな顔をしています。
鶏冠山頂の小さな祠の前でお昼をいただき、小一時間ほど休みました。下山は往路をほぼそのまま戻ります。11時45分、柳沢峠の駐車場に帰着。定番の温泉は、「大菩薩の湯」です。市外在住者の入浴料は、大人3時間まで600円でした。
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